SDGsへの取り組み

ターゲット1.1、1.2、1.5

弊社はアフリカやアジアなどの開発後進国で事業を展開しており、1日1.25ドル未満で生活する人々(約10億人)の経済状況を好転させます。具体的には、東京8製造フランチャイズ事業(以下、東京8)によって、現地にパートナー企業をつくり、弊社独自の微生物技術やノウハウを活用して、安価かつ生産性の高い農業を普及させることにより、現地の農家が自分たちの食料として必要な作物を確保し、余った作物を市場で売って収入を得られる仕組みを広めることです。

弊社の事業は、開発後進国で農業に従事する人々(約25億人)が直面する問題に対処します。その問題とは、気候変動による干ばつや洪水などの自然災害や、土壌の劣化や栄養不足などの環境問題です。これらの問題は農業生産性を低下させており、貧困層の生活水準を向上させることができません。弊社は微生物技術やノウハウによって、これらの問題を緩和し、農業生産性を向上させます。

弊社は開発後進国の各地域でフランチャイズジー(FC)と呼ばれるパートナー企業と契約し、それぞれが拠点となって周辺地域(約1.5平方キロメートル)の農家に生産性を向上させる東京8(微生物植物活性剤)を提供します。FCは弊社から教育やサポートも受けます。このようにして弊社は国ごと、地域ごとに多数のFCを作っていきます。

ターゲット2.1、2.2、2.3、2.4

2.1、2.2、2.3

弊社の事業は、東京8(微生物植物活性剤)を開発後進国で現地生産し、農業生産性を高めるフランチャイズビジネスモデルです。これにより、貧困層の人々が自分たちに必要な食料を確保できるだけでなく、余剰の作物を売って収入も得られるようになります。

例えば、リベリアでは、現地の小中学校を対象に東京8の現地生産と教育支援を行っています。学校内で「東京8」を使って農作物を栽培することで、給食の確保や栄養教育が可能になります。また、「東京8」は余剰分も生産されるため、近隣の農家にも普及させています。

弊社は現地フランチャイズジー(FC)と契約し、東京8の製造機器や製剤などを提供するとともに、教育やサポートも行っています。FCは弊社から受け取った東京8を周辺地域(約1.5平方キロメートル)の農家に販売し、利益を得られます。このようにして弊社は国ごと、地域ごとに多数のFCを増やしていきます。

弊社の目標は、東京8の供給によって開発後進国や貧困国の農業生産性と経済状況を改善し、貧困や飢餓の解消に貢献することです。

また、日本でも食料自給率が低く、化学肥料への依存度が高い問題があります。弊社は東京8が有機JAS資材登録されていることから、日本での有機農業への普及も同時に進めています。

2.4

ニジェールは、国土の多くをサハラ砂漠が占めています。このような過酷な地域でも、東京8が効果を発揮しています。現在(2023年2月)、多くの農村グループや農業普及員がトライアルを実施しています。試験の最終結果はまだ先になりますが、弊社のビジネスモデルは、現地生産ができることから価格優位性があり、生産量の増加によって農業者の利益も向上します。そして、何より化学肥料と違って農業由来の温室効果ガスの一部を分解し、エネルギー代謝や細胞の一部として利用します。このことから、気候変動の抑制にも貢献する事業です。

ターゲット3.9

弊社のフランチャイズネットワークは、長年培った汚泥処理の技術と微生物の有効活用のノウハウを開発途上国に事業として展開するものです。この事業は、排水問題や飲料水問題、そしてそれに伴う疫病の抑制に貢献します。汚泥処理の技術としては、汚泥の容積を減らし、固形燃料化やエネルギー回収などを行います。微生物の有効活用としては、水質浄化や土壌改良などを行います。

ターゲット4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.b、4.c

4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7

東京8フランチャイズ事業は、太陽油化が独自に開発した植物活性剤「東京8」を使って、世界各国の小規模農家における有機農業の生産性向上支援を行うものです。この事業は、リベリアを始めとして、多くの国や地域で展開されています。

例えば、リベリアでは、現地のフランチャイジー(FC)が学校給食の充実に取り組んでいます。学校給食は、子供たちの食育や健康に役立ちます。また、地域の伝統的な食事を取ることで、加工食品や輸入食品に頼らない持続可能な農業と消費につながります。さらに、学校給食は子供たちが学校に通う動機づけにもなります。そして、多くの子供たちが来ることで、学校への様々な支援や投資も促進されます。これらは教育水準の向上や地域社会の発展に寄与します。

東京8フランチャイズ事業は、単に農業者へプロダクトを提供するだけではありません。東京8を通して、「土中の生物多様性」や「微生物を主軸にした農業技法」などのナレッジを共有します。また、「農業」「食」「ビジネス」などの分野で展開するあらゆる国々とネットワークを築きます。これらは多くの人々の自己成長や気候変動対策に貢献します。

4.b

東京8はバイオスティミュラントという比較的新しいカテゴリーに分類されます。この微生物を利用した農業技術は、近代農業で多用されてきた化学肥料や農薬に代わる新技術であり、環境影響を改善しながら生産性も向上させます。私たちは東京8を広めるだけでなく、各地域で得られた知見も共有するために、フランチャイズネットワークを活用しています。具体的には、フランチャイジー(FC)向けに、定期的な指導やウェビナーなどの教育活動も行っています。 また、FCと協力して学校教育の支援も行っています。 例えばリベリアでは、FCと共同でミッションスクール内に東京8製造Unitを設置し、学生たちと一緒に給食用の野菜作りや農業技術の指導を計画しています。

4.c

弊社は東京8フランチャイズ事業を展開しています。この事業は、開発後進国の小規模農業者の収益率向上や労働効率化に貢献します。また、この事業は若年層に教育を受ける機会を提供します。

ターゲット5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.a、5.b

世界には女性であるがゆえに雇用にありつけない方々が大勢います。その傾向は特に貧困層の多い開発後進国で顕著です。 弊社は開発後進国でマイクロフランチャイズ事業を展開しています。この事業は製造フランチャイジー(FC)の先にdistributorという仕事を生み出すビジネスモデルです。日本ではヤクルトレディーが有名な例ですが、distributorは小さな起業家です。 distributorは東京8製造FCから現地で製造された東京8を卸されます。そしてそれを自分たちの工夫で現地の農業者に販売していきます。 例えば、東京8だけでなく散布サービスも提供したり、東京8を無料で提供して余剰農産物を得たりすることも可能です。そして得た農産物をマーケットに流すことで利益を得ることもできます。 このようにdistributorという職業は女性でも自身の力量で職を全うする下地を作ります。 弊社はdistributorのネットワークづくりも行っています。それぞれのナレッジが全体に共有できる仕組みも構築しています。

マラウイのビクトリアさんは同国初のFCです。彼女は同国の女性コミニティーをまとめています。東京8を使って農業分野の生産性向上に取り組んでいます。

ターゲット6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.a、6.b

6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6

弊社の事業は都市型廃棄物である汚泥のリサイクルです。汚泥から社会で利用できる資源やプロダクトを還すことが目的です。 弊社のノウハウは汚水汚泥を浄化する微生物技術です。東京23区から排出される様々な有機系の汚泥を分解浄化します。これは、肥料やバイオマス(有機物)を土壌の中に入れ土壌中の生物により分解させ、植物に吸収させ成長させる農業と通じます。

弊社は開発途上国でフランチャイズ事業も展開しています。この事業は微生物ノウハウを使った微生物農業資材の現地製造フランチャイズです。プロダクトの現地製造では汚泥のかわりに原料として畜産の糞尿(堆肥の原料)や海産物の端材を利用します。これらは展開する自国の資源です。したがって自国で生産できる農業資材です。

原料はヒトからの排泄物や食品廃棄物でも可能です。 実際、東京8は弊社で取り扱っている汚泥から製造した微生物資材です。ビルピットやグリストラップなどの汚泥から生息する微生物叢を抽出して製造した製品です。製造方法に高度な技術が必要ですが、現地製造ではストックソリューションという原液を利用します。私たちのレクチャー通りに製造すれば規定量の汚水処理も同時に行えます。 農村などではトイレと東京8製造Unitがコラボできます。この仕組みが多くの地域に広まれば化学汚染された排水以外は浄化が可能です。そして、ヒトを含む生物由来の排泄物は東京8の原料という付加価値が付きます。合わせて汚染抑制につながります。

6.a

弊社は長年培った技術と微生物のノウハウを開発途上国で活用します。これによって排水問題の解決とバイオマス資源の有効活用を同時に展開できます。排水問題は疫病や生活環境悪化の原因です。バイオマス資源は排水に含まれる有機物です。 弊社は現地での事業展開をフランチャイズで行います。技術やナレッジだけでなく事業自体も現地のものになります。これは展開する全ての国や地域の技術的発展に紐つきます。

6.b

弊社の事業展開の目的は、開発途上国で貧困に苦しむ小規模農家の持続可能な経済発展を支援することです。また、水や衛生といった課題も、このような農家が暮らす農村に多く存在します。私たちはマイクロフランチャイズ事業を通じて、農村レベルで私たちの汚泥処理技術や微生物ノウハウを共有します。事業展開の方法としては、個々の農家ではなく、農村全体をフランチャイジーとして契約します。その結果、コミュニティ全体の農地や生活環境の再生が同時に進められます。

ターゲット7.1、7.2、7.3

【汚泥処理の展開による、循環型エネルギーの普及】 弊社は、汚泥処理のゼロエミッションを行っています。 汚泥処理には、副産物として浄化しきれない固形のスラッジが発生します。 スラッジは従来、廃棄物として、焼却にて最終処分を行いますが、これは、有機物が大半を占めているからになります。 弊社では、この有機物が大半を占めているスラッジの性状を利用し、発酵という処理により、本来は負の価値であった汚泥という廃棄物から、貴重な循環型エネルギー資源を製造します。 もちろん、どこにでも使えるエネルギーではありませんが、多くの火力を使う製鉄業やセメント業など素材製造業では断然、利用できます。 この技術を先行するフランチャイズネットワークにも展開し、多くの地域に広めて地下資源に頼らない持続可能な社会発展を築くために汚泥処理の展開を行います。

【60年の実績の再生燃料事業】 1963年に廃油回収業としてスタートした株式会社太陽油化はやがて「廃棄物」を処理するだけではなく廃棄物に付加価値をつけ新たな「資源」として世の中に循環させる「資源循環業」へと進化してきました。 太陽油化が精製・販売する『エシカル重油』は使用済みエンジンオイルなどを原料に作られています。従来の「A重油」に代わる燃料として化石燃料の依存度を半減させることができます。 『エシカル重油』はリサイクル燃料というだけでなく燃焼時CO₂発生量も「A重油」比べ少なく地球環境やさしい燃料です。太陽油化2019年販売したエシカル重油量換算するA重油使用時比較約832トン*以上削減貢献しています。これ約7万本杉年間吸収量ほぼ同じCO₂量です。

ターゲット8.1、8.2、8.3、8.4

8.1、8.2、8.3

【様々な職種を創出】 弊社では、フランチャイズ事業を展開しています。この事業では、現地製造Unitというコンパクトで安価な設備を使って、東京8という農業用液体肥料を製造します。この設備は効果が高いことが実証された地域で最速で導入できます。 この事業によって、新しい職種が創出されます。まず、製造フランチャイジー(FC)という職種です。これは、小規模事業家が現地製造Unitを運営し、東京8を生産するものです。製造FCは地消地産型で地域密着型の仕組みです。 次に、distributorという職種です。これは、現地農家に東京8を供給するものです。個人事業主として働くdistributorは一人一人が自分の顧客リストを持ちます。一つの製造FCから複数のdistributorが仕事を得ます。多くのdistributorは小規模農家の家族であり、収入源になります。 さらに、distributorは流通チャネルも担います。彼らは東京8だけでなく、他の農産品や資材やプロダクトも販売します。

【東京8の固形化】 弊社では、東京8の固形化も行っています。これは農業作業時に負担になる液体散布問題を解決するものです。固形化した東京8は既存の耕作作業に組み込むことができます。これにより労働負担削減につなげます。

8.4

東京8は、畜産業から排出されるし尿系バイオマスを原料として現地で生産する農業資材です。この方法は、地下資源から地表資源へと移行させることで、製造FC展開の進みに合わせて持続可能性を高めます。また、東京8は農業において以下の効果をもたらします。

・土壌の生物多様性の向上
・温室効果ガス発生の抑制
・農産物の栄養増強 これらは消費者の健康促進につながります。

ターゲット9.2、9.3、9.4、9.5、9.a、9.b

9.2

弊社の事業は、廃棄物のリサイクル技術とノウハウを持っています。この知財をフランチャイズで開発後進国に提供することで、現地で資源循環を促進します。循環資源は、地下資源と比べて、輸入や環境問題のリスクが低いと言われています。そのため、弊社の事業は、持続可能な社会発展に貢献できると考えています。

9.3

弊社が開発後進国で展開している事業は、製造フランチャイズです。この事業では、Unitという小型の製造装置を現地に設置し、農業資材を生産します。Unitの特徴は以下のとおりです。 ・設置面積は約6平方メートル ・投資額は日本円で約10万円 ・1.5KM四方の農地に対応 この事業は、地下資源から地表資源へと移行させることで、製造FC展開の進みに合わせて持続可能性を高めます。また、村単位の地消地産事業として、消費者の健康促進にも貢献します。

9.4

弊社では、すでに資源循環技術を複数保有しています。 ・廃エンジンオイルから作るエシカル重油 ・廃液から作るCCF(concentrate coolant fuel) ・汚泥から作る東京8(バイオスティミュラント、有機JAS認定資材) ・汚泥から作るSKT-9(消臭剤) ・汚泥残渣からつくる汚泥発酵燃料(OFF=Organic Fermentation Fuel) 単なる資源循環ではなく、社会に役立つプロダクトをつくることと、資源循環のバリューチェーン構築も手掛けています。

9.5

弊社は、国の開発後進国支援事業に協力しています。ABEイニシアティブなどの教育支援プログラムで、多くの人々を受け入れています。これまでに、弊社で実習を経験した方は17名になりました。そして、彼ら彼女らは日本だけでなく、自国でも弊社とつながっています。 弊社は、フランチャイズ制度を利用して、インターン生とパートナー関係を築いています。彼ら彼女らは、現地で資源循環事業を展開し、さらに多くの人々を育成しています。このようにして、弊社の事業は広がりを見せています。

9.a

弊社は、アフリカなどの開発後進国に資源循環事業を展開しています。特に、島嶼国では、弊社の技術が高い付加価値を生み出します。なぜなら、島嶼国は資源の輸入に多くのコストをかけているからです。しかし、弊社の技術は、現地のバイオマスなどを利用して資源を創出できます。これにより、資源のコストを大幅に削減できるだけでなく、自給自足の可能性も高まります。物価や環境に応じて柔軟に対応できる強靭な事業と言えます。

9.b

弊社の資源循環事業は、農業資材として現地の農業者に提供されます。この農業資材は、収穫量を120%~200%に増やし、品質や栄養素も改善します。また、現地のバイオマスなどを原料として作られるため、物価に合わせた低価格で提供できます。これにより、農業者はコストを抑えながら利益を得ることができます。

ターゲット10.2

弊社の事業は、製造FC、distributor、農業、農産物販売、農業機器の流通、ナレッジ共有による教育など、多岐にわたります。これらの事業を通じて、弊社は世界中のさまざまな国や地域で活動しています。弊社の目標は、民族や性別、宗教や年齢などに関係なく、人々の経済的な状況を改善し、努力に応じた収入を得られるようにすることです。 弊社はまた、人々が増えた収入を自分たちの事業に投資し、必要なリソースを確保し、さらに収入を増やすことができるように支援しています。

ターゲット11.1、11.2、11.3、11.4、11.5、11.6、11.a

11.1、11.2、11.3、11.4、11.5

弊社の東京8現地生産モデルでは、人の排泄物を原料として使えます。この特徴は、安全かつサステイナブルなトイレの設置に役立ちます。このトイレは排泄物を東京8に変えることで、収益を生み出すことができます。東京8は地域の農業者に提供され、食料自給率の向上に寄与します。東京8という付加価値製品を求めて人が集まるようになります。大勢の人がこのトイレに集まることで、トイレという密室の危険性を下げることになります。トイレの安全性は、特に女性にとって暴力から身を守る重要な役割を果たし、地域の治安を高めます。 このように、弊社の製品は食と排泄の問題を同時に地域の犯罪を解決する画期的な仕組みです。

11.6

弊社の製品である東京8は、人の排泄物を原料として使います。このことにより、排泄物は廃棄物ではなく価値ある資源となります。都市部でも農村部でも、排泄物の処理や廃棄にかかるコストや環境負荷を減らすことができます。 さらに、東京8は農業において優れた肥料として機能します。地下資源から作られるNPK肥料の使用量を大幅に減らすことができます。これは、石炭の消費量や温室効果ガスや大気汚染の発生量を抑制することにつながります。

※実際に、日本では東京8を利用して、NPK肥料の使用量は80%も削減できた事例もあります。それでも、農産物の収穫量は通常栽培よりも増加しました。

11.a

弊社は、農村部を中心に事業展開をしています。弊社の事業は、農村部の経済的な状況や環境問題の解決に貢献します。また、弊社は各地域をフランチャイズネットワークでつなぎます。これにより、情報やコミュニケーションの流れが良くなります。さらに、各地域で成功した事例は他の地域や国にも応用できます。弊社は本部として、フランチャイズネットワーク全体の連携をサポートしていきます。

ターゲット12.2、12.4、12.5、12.6、12.8、12.a、12.b

12.2

弊社は、開発後進国において廃棄物処理の事業を展開しています。弊社のノウハウにより、廃棄物をリサイクルやアップサイクルすることができます。また、地下資源の使用量を最小限に抑えることができます。その代わりに、地表上の資源を使って代替品を作ることができます。

例)化学肥料(原料:石炭)→東京8+バイオマス、石油系燃料→OFF(汚泥発酵燃料)orエシカル重油など。

12.4、12.5

弊社の汚泥処理事業は、食品廃棄物の処理に特化しています。特に、グリストラップ汚泥という難処理な廃棄物に着目しています。グリストラップ汚泥とは、レストランや飲食店で洗い流された食器に付着した食品のことです。この汚泥は、汚泥処理場で無害化されますが、弊社はそれだけではもったいないと考えています。 弊社は、グリストラップ汚泥から有用な微生物を抽出し、東京8の原液を作ります。そして、微生物以外の残り物は、循環型燃料に変えます。この燃料は、石油の代わりになる熱源として使えます。 つまり、弊社の汚泥処理事業は、単に廃棄物を処理するだけでなく、廃棄物を循環させて再利用することができる事業です。

12.6

弊社の事業は、開発後進国を中心に多くの国で展開しています。展開した各地域での成功事例や失敗事例は、年に2回行われる発表会や国際的な展示会への出展、ホームページなどで公開しています。

12.8

私たちは、多くの人に弊社の活動に関心を持ってもらうために、ブランド力の向上に努めています。分かりやすく感銘を与える伝え方を意識し、模倣したくなるようなライフスタイルを提案しています。

12.a

弊社では、技術やノウハウの向上に取り組んでいます。日本や世界にはまだ見ぬナレッジが数多く存在しますが、それらも含めて学び続けます。そして、弊社のフランチャイズネットワークとも積極的に情報交換しています。逆にフランチャイズジーからも教えていただくことが多くあります。私たちのネットワークには、多くの専門家が参加しているからです。

12.b

弊社の事業は、農村開発に広く貢献しています。農業は、人工的な開発であると同時に植物や動物との共生という意味では、自然との調和ともいえます。私たちは、各国や地域で美しい農村を創造することや、地域ブランドを育成することで、観光客も増やし、持続可能な観光産業の発展に寄与しています。

ターゲット13.1、13.2、13.3

13.1

東京8という植物活性剤を使うことで、気候変動による石炭の採掘量を減らすことができます。石炭はNPKという肥料の原料ですが、東京8は有機物の分解に優れているため、オーガニック肥料と相性が良く、農業者は石炭を使わなくても済むようになります。また、東京8や畜産堆肥などの代替農法も併用することで、NPKの既存利用を最大限に減らすことが可能です。

13.2、13.3

弊社は、気候変動という全地球的課題に対して、地下資源の代替案を提供します。アップサイクル技術とフランチャイズのビジネスモデルを用いて、代替エネルギーや資材を世界中に普及させます。 さらに、微生物ノウハウを強化し、農業分野で発生する温室効果ガスをエネルギー循環に活用する方法を探ります。これにより、環境負荷の高かった農業を炭素循環型の農業へと変革していきます。

ターゲット14.1

農業は海洋汚染の原因の一つであり、過剰な施肥によって地下水や河川が汚染され、海洋へと流出して富栄養化を引き起こすことがあります。 しかし、東京8という植物活性剤を使うと、土壌が団粒化し、保肥力が高まります。これにより、肥料の余分な成分(特に窒素)が土壌に吸収され、地下水や河川への流出を防ぐことができます。また、雨水に溶けた東京8は地下水や河川にも流れ込み、水質を浄化する効果もあります。海洋に到達した東京8は自然の食物連鎖に組み込まれて生物多様性の向上に寄与します。 ※東京8はる微生物群であり、汚泥や汚水の処理に用いられることもあります。東京8は汚染された水質を浄化する能力が高いです。

ターゲット15.1、15.2、15.3

東京8の効果の一つである土壌の団粒化は、土壌の保水力を高める働きもあります。 保水力が高まると、太陽光による輻射熱を抑えられ、周辺の気温上昇や乾燥化を防ぐことが出来ます。 また、農作物だけでなく、全ての植物(※キノコなど菌類は除く)の生育性が高まるので、森林が増え、そこに住む生物種も回復していきます。 森林や生物が増えると、枯葉や排泄物が増え、更に微生物世界の発展につながります。 このように、東京8を依代にして様々な生物の関係性が生まれ、生物多様性が向上します。 これは陸地だけでなく河川や海洋とも連動していきます。

ターゲット17.17

マルチステークホルダー・パートナーシップ

東京8事業は、世界でも稀に見る下水インフラを持つ東京都で生まれた、まさにリサイクル大国日本ならではの事業です。 弊社の汚泥処理場だけでは東京の下水を処理するほどの規模はまかなえません。東京都の下水インフラだけではビルピットやグリストラップ汚泥などの東京8の原料になる高濃度な廃棄物を処理することができません。 まさに官民一体となった都市型下水処理システムがあってこそ実現した事業です。 そしてこのシステムの基盤となる廃棄物行政は我が国が世界に誇るべきノウハウだと言えます。国際的な支援としては、私たち民間が東京8事業のような民間主導の事業を展開し、日本国がその背景にある廃棄物ノウハウを展開国に提供していくことが、開発途上国の急速な発展を促す方法だと考えます。

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